本気のリハビリとは?
しとらすのリハビリは、運動療法を中心に、筋力や痛みの改善を図るだけでなく、その先の“生活の変化”を本気で目指します。人は動けば健康になるようにできています。90歳を超えても、変化は起こります。
そしてただ足腰を鍛えるだけでなく、「何のために」を見つけ、「してもらう」ではなく、自ら取り組むリハビリを行います。
プログラムの概要
しとらすのプログラムの特徴を一言で表すと、「質の高い運動を、十分な量行う」です。理学療法士が一人ひとりに対して専門的な評価を行い、課題の解決方法について説明を行います。

また、厚生労働省とWHOの高齢者に対する運動量の推奨では、
・1週間に150分以上の中等度の運動
・週2~3回の筋トレの実施
・多要素の運動
といったことが挙げられます。
自分だけではなかなか難しいこの推奨事項を、日々の中で無理なく実践できるようにしている点がしとらすの最大の特徴です。運動不足が解消されるだけでも、大きな効果が見込めます。
この推奨について詳しく知りたい方は、厚生労働省、WHOのホームページをご参照ください。
厚生労働省:健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023
WHO(世界保健機関):身体活動・座位行動ガイドライン (日本語版)
どんな方が利用できる?
しとらすは、通所介護(デイサービス)の制度を用いたリハビリ施設であり、基本的に介護保険の認定をお持ちの方(要支援、要介護)、事業対象者の方がご利用いただけます。介護保険を利用することで、1~3割の自己負担でリハビリを受けることができます。
事業対象者とは?
加齢による体力や生活機能の低下がみられ、将来的に介護が必要になるおそれがあると、市町村(地域包括支援センター)が判断した方が対象です。要支援1相当のサービスを利用でき、介護認定の申請を経ずに、早期に介護予防支援を受けることが可能です。「介護申請はしたくないけど、このままじゃ不安」と感じている方が予防に取り組める制度です。詳しくは雲仙市地域包括支援センターへご相談ください。
その他、ご利用されている方の特徴をまとめてみました。
年齢 | 40代~90代 |
性別 | 女性6割、男性4割 |
介護度 | 事業対象者、要支援1~要介護4 |
疾患 | 脳卒中の麻痺、膝関節症、パーキンソン病、脊柱管狭窄症、股関節症、筋力の衰え、悪性腫瘍治療後、心不全、関節リウマチ、糖尿病、頚椎症、圧迫骨折、骨折の術後… |
デイサービスでのリハビリは多くのメリットがあります。
- 通常1割の負担で、お得に利用できる。
- 小グループでの機能訓練が認められており、しっかり運動できる。
- 待ち時間や利用毎のお支払いがない。
- 送迎が利用できる。
- 期限のしばりがなく、リハビリのかかりつけとして経過が追える。
- ケアマネージャーとの連携が密で、自宅生活を続けていくための専門家チーム支援が受けられる。
まだまだ書ききれないほどのメリットがあります。
デイサービスと聞くと、「そういうところはまだ行きたくない」とおっしゃる方が多いのですが、そんな方の多くが「思っていたのと違った」とおっしゃっています。ぜひ一度見学していただければと思います。